不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/2/6

首都圏新築マンション坪単価、22年4Qは4.4%増

 (株)東京カンテイは1日、2022年第4四半期(10~12月)における、首都圏の新築・中古(既存)マンション市場の四半期調査レポートを公表した。

 首都圏での新築マンション坪単価は347万5,000円(前期比4.4%増)で、2期連続のプラスとなった。今期も東京都の供給戸数シェアが引き続き拡大。東京都千代田区の“番町アドレス”に立地する高級物件から、坪1,000万円以上の住戸が新規分譲されたことも大きく影響した。

 既存マンションの平均単価は226万4,000円(前期比0.9%増)で、10期連続のプラスとなった。「築5年以内」(平均坪単価399万1,000円)、「10年以内」(同346万6,000円)、「20年以内」(同283万1,000円)、「30年以内」(同218万円)、「30年超」(同164万8,000円)で、すべての築年帯で上昇。「築5年以内」は2期ぶりのプラスとなり、22年第2四半期に記録していた直近の最高値を上回って400万円の大台に迫った。

 大手ディベロッパーの供給シェアは36.3%(同0.7ポイント上昇)と3期連続で拡大した。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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