不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/24

日鉄興和不とリビタ、板橋で多機能交流型賃貸

「Well-Blend 板橋大山」の共用ラウンジのイメージ

 日鉄興和不動産(株)と(株)リビタは、単身者向けの多機能交流型賃貸住宅「Well-Blend 板橋大山(建物名:リビオメゾン板橋大山)」(東京都板橋区、総戸数116戸)を開業する。

 「Well-Blend」は、リビタが展開する入居者や地域住民の「居場所が混ざり合う暮らし」をコンセプトとした賃貸住宅。働き方やライフスタイルの変化による住宅ニーズの多様化等を踏まえ、今回のコラボレーションに至った。日鉄興和不動産が事業主として総合企画および事業推進を担い、リビタが企画コンサルティング、監修、運営管理を担当する。

 東武東上線「下板橋」駅徒歩10分の立地。鉄筋コンクリート造地上15階建て、延床面積2,948.55平方メートル。2階には共用部としてラウンジ、ランドリーを設置したほか、蔵前・浅草橋などに店舗を構える「SOL’S COFFEE」が出店。住戸は20平方メートル弱のコンパクトなワンルームとした。入居者が住まいの中で「自分の居場所」を複数持てることで居心地の良さを感じられるという、暮らしの選択肢を広げる仕組みを持たせたほか、カフェを地域住民にも利用可能とすることで、入居者と地域住民のゆるやかなつながりの創出を図る。

 共用ラウンジは、温かみのある質感のオーク材を用いたテーブルやカウンターを設置。上質なファブリック素材を座面とした椅子やソファをセレクトしている。空間や家具の仕上げには、木材やスチール、コンクリートといった年月を重ねるごとに味わいが出る素材を採用。新築時から経年変化を楽しめるロングライフデザインとすることで、サードプレイスとして長く愛される場所を目指した。

 また、(株)良品計画と連携し、無印良品が手がけるモデルルームを物件内で常設。入居検討者に対して、コンパクトな空間でも心地良い暮らしができるよう無印良品の「収納」等を有効活用したインテリアコーディネートを提案する。竣工および入居開始は3月の予定。

 なお、2024年2月には、東京都北区の十条でも同シリーズの開業を予定している。

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