不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/2

大阪・難波に新街区「なんばパークス サウス」

「なんばパークス サウス」外観イメージ

 南海電気鉄道(株)、大成建設(株)、関電不動産開発(株)、Centara Osaka Japan(株)、(株)ホテル京阪、(株)ニッピは1日、大阪市浪速区で開発中の新街区の正式名称を「なんばパークス サウス」に決定。25日に一部開業、7月1日にグランドオープンすると発表した。

 「なんばパークス サウス」は、南海電鉄「難波」駅徒歩3分に立地。大阪メトロ「なんば」駅、近鉄奈良線「日本橋」駅などから徒歩圏内に位置する。総エリア面積約8,915.34平方メートル。日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」(客室数515室)と「ホテル京阪 なんば グランデ」(客室数227室)、オフィスビル「パークス サウス スクエア」の3つの施設で構成する。
 なんばエリアにこれまでなかった、宿泊施設やオフィス、飲食店等の機能を新たに装備することで、観光やビジネスなどの拠点として、全体の価値向上、地域経済の活性化に寄与していく。

 街区全体で外壁を統一し、調和や一体感のあるデザインに。店舗は、地上約140mのルーフトップレストランや、人気回転寿司チェーン店のグローバル旗艦店など13店が出店する。周辺にある大型商業施設「なんばパークス」とは、2階の連絡デッキで直結。なんばエリア南側への回遊性の向上を図る。

 「センタラグランドホテル大阪」は、敷地面積4,404.72平方メートル。鉄骨造、一部コンクリート充填鋼管構造地上34階建て。延床面積3万9,123.38平方メートル。部屋タイプは、スタンダードフロア80室(27~40平方メートル)、プレミアムフロア317 室(27~40平方メートル)、クラブフロア118室(27~56平方メートル)。

 「ホテル京阪 なんば グランデ」は、敷地面積2,004.84平方メートル。鉄骨造地上9階建て。延床面積9,.3377.55平方メートル。部屋タイプは、ダブルルーム49室(16~20平方メートル)、ツインルーム154室(24~34平方メートル)、ユニバーサルルーム3室(24平方メートル)、コンセプトルーム21室(30~44平方メートル)。

 「パークス サウス スクエア」は、敷地面積2,505.78平方メートル。鉄骨造地上14階建て、延床面積1万9,683.10平方メートル。

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