不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/3/8

投資家の初購入物件、トップは1棟アパート

 健美家(株)は8日、同社の情報サイト会員を対象とした「不動産投資で最初に購入した物件」に関するアンケート調査結果を発表した。有効回答数は192人。

 最初に購入した物件で最も多かったのは「1棟アパート」で34.4%。次いで「区分マンション」(30.2%)、「戸建て賃貸」(20.8%)となった。また、購入した物件の8割弱が既存物件だった。

 購入にあたってどのような行動をしたか(複数回答)では「本を読む」(70.3%)がトップ。以下「不動産関連のポータルサイトで記事やコラムを読む」(63.0%)、「ポータルサイトで物件をみたり問い合わせをする」(46.4%)、「不動産業者、建築業者を訪問する」(43.2%)、「YouTubeなど動画を見る」(28.1%)などが続いた。

 また、購入までに見た物件数は「2~5件」が34.4%でトップ。「6~10件」(20.8%)、「11~30件」(15.1%)と続いた。行動を始めてから実際に物件を購入するまでの期間は、「4~6ヵ月」(26.0%)がトップ。以下「2~3ヵ月」(21.4%)、「1~2年」(18.2%)と続いた。購入にあたり金融機関の融資を受けたかについては、「フルローン」が23.4%、「一部自己資金」が39.1%と6割以上が融資を受けていた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。