不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/30

マンション住民の「予防医療」をサポート

「ウェルネス・サポートシステム」概念図

 京阪電鉄不動産(株)、ミサワホーム(株)、関西医科大学、コガソフトウェア(株)の4者は30日、マンション入居者に予防医療を提供する新健康管理システム「ウェルネス・サポートシステム」の開発を発表した。

 同システムは、マンション館内の「ウェルネス・ラウンジ」に設置した健康管理機器や各戸に標準搭載したウェアラブルデバイスを介して、住民の運動量・睡眠記録・体重・血圧・脳機能評価といったバイタルデータを収集。蓄積データを基に、医師、健康運動指導士、管理栄養士などが健康増進に係る指導を行なうもの。

 そのほか、認知症予防トレーニングや、ゆがみチェッカーを利用したエクササイズといったイベントも定期的に開催していく。

 初弾として、分譲マンション「ファインレジデンス枚方香里園町」(大阪府枚方市、総戸数130戸)に導入する。同物件は、京阪本線「香里園」駅徒歩4分に立地。敷地面積2,985平方メートル、延床面積約8,955平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。専有面積は37.49~215.26平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。2023年2月に竣工済み。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。