阪急阪神不動産(株)は6日、タイの不動産ディベロッパーであるセナ・デベロップメントと共同で、新たに4つの住宅分譲プロジェクトを推進すると発表した。これにより、同社の海外事業での分譲戸数は5万戸を超える。同社はタイのほかにも、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア等で住宅分譲事業を推進。タイはその中でも最多の34プロジェクト・約2万8,000戸を手掛けている。
今回手掛けるプロジェクトはマンションやタウンハウスなど。「(仮称)Charoen Nakorn2(チャルーンナコーン2)プロジェクト」は、バンコク郡トンブリー区で総戸数約710戸を分譲マンションを開発するプロジェクト。敷地面積約6,120平方メートル。竣工は2025年、総売上は約67億6,000万円の予定。
「(仮称)Samrong(サムローン)プロジェクト」は、サムットプラカン県アンサムットプラカン郡における総戸数約1,450戸の分譲マンション開発計画。敷地面積約1万4,402平方メートル。竣工は25年(順次)、総売上は約109億8,000万円の予定。
「Frexi Bagchan(フレキシ バンチャン)」は、バンコク郡ミンブリー区で総戸数約900戸の分譲マンションを開発するもの。敷地面積約1万3,459平方メートル。竣工は26年、総売上は約58億5,000万円の予定。
「(仮称)Bangpu(バンプー)プロジェクト」では、サムットプラカン県アンサムットプラカン郡で総戸数約180戸のタウンハウス等を開発する。敷地面積約3万8,688平方メートル。竣工は23年(順次)、総売上は約30億円の予定。