
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は、マルチテント型物流施設「LF奈良」(奈良県生駒郡)の竣工を発表した。
西名阪自動車道「大和まほろばスマートIC」まで約1.5km、「法隆寺IC」まで約3kmで、周辺は工業団地が所在する産業集積エリア。また施設から30分圏内に約46万人の労働人口を抱えており、雇用確保の点でも有利な立地にある。
敷地面積約5万8,000平方メートル、地上4階建てで、延床面積は約12万4,000平方メートル。
ダブルランプウェイを採用し、45ftコンテナ車が直接各階に接車可能。大型車両の一方通行が可能な設計とすることで、大型車両と乗用車の交錯を最小限に抑えるなど、安全面にも配慮した。
テナント区画は、最小面積約6,600平方メートルから1フロア最大約2万6,000平方メートルまで利用でき、最大16テナントの入居を可能としている。
またアメニティとして、共用部にはカフェテリア、ラウンジ、ドライバー用休憩室と、売店などを用意した。
太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備や24時間対応の非常用発電機の導入などにより、CASBEE Aランク認証、BELSの5スター、ZEB Ready認証などを取得している。
なお、事業はC&W傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(株)が、奈良中央ファシリティ特定目的会社を通じて実施した。
