（株）東京カンテイは13日、2023年3月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏の平均賃料は3,476円（前月比0.7％上昇）と、5ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は3,947円（前月比0.8％上昇）と、6ヵ月連続で上昇。埼玉県は2,024円（同2.4％上昇）と、集計開始以来初めて2,000円の大台に。神奈川県は2,568円（同0.7％上昇）、千葉県は1,929円（同3.5％上昇）で、前月に引き続き上昇した。
近畿圏の平均賃料は2,211円（同2.6％上昇）と、引き続き2％台の高い上昇率を示した。大阪府は2,471円（前月比2.1％上昇）と、4ヵ月連続の上昇。兵庫県は1,819円（同2.7％上昇）と、3ヵ月ぶりに上昇した。いずれも2％以上の高い上昇率となったが、築浅事例が増えたことで平均築年数が1.5年以上も若返った影響が大きい。
中部圏は2,006円（前月比2.3％上昇）、愛知県も2,049円（同2.0％上昇）と、ともに5ヵ月連続の上昇となった。
