不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/4/13

23年度の民間住宅投資、前年度比1.1%増と予測

 (一財)建設経済研究所は12日、「建設経済モデルによる建設投資の見通し」(2023年4月)を公表した。国民経済計算(四半期別GDP速報)の22年10~12月期・2次速報を踏まえ、22・23年度の建設経済を予測している。

 22年度の建設投資全体は66兆6,900億円(前年度比0.1%増)と、前年度と同水準になると予測した。政府建設投資は、23兆4,100億円(同0.1%増)も前年度と同水準。民間住宅投資は、建設コストが上昇していることから、16兆1,500億円(同0.2%増)と前年度と比べて微増になると予測した。

 23年度の建設投資全体は68兆4,300億円(同2.6%増)と、前年度と比べて微増になる見通し。政府建設投資は、23兆9,400億円(同2.3%増)と前年度比で微増、民間住宅投資は、16兆3,200億円(同1.1%増)を見込む。

 なお、22年度の住宅着工戸数は、上半期は前年度比0.6%減と住宅需要の持ち直しに陰りが見られた。建設コストの上昇がマイナスの影響を及ぼしていることから、85万4,000戸(同1.4%減)と予測した。23年度は前年度と同水準ではあるが、やや減少し85万戸(同0.4%減)を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。