旭化成ホームズ(株)は、2022年4月に発売した2階建て戸建住宅専用の新躯体(重鉄制震・デュアルラックラーメン構造)「RATIUS」シリーズの第3弾として、「RATIUS | GR(ラティウス ジーアール)」を28日より販売開始する。
従来の屋根タイプにはなかった最大約2.7mの奥行きがある大屋根と、スラブによる水平ラインでシンプルかつダイナミックなデザインとした。重鉄構造を生かして、柱・梁のない開放的な大空間を実現。2階は勾配天井とし、天井高最大5,100mm、最大12.5畳の大空間「LOFTY ROOF(ロフティルーム)」を設置した。
また、「全館暖冷房システム」「熱交換型ロングライフ・エコ換気システム」「住環境シミュレーションシステム・ARIOS」で構成するロングライフ全館空調を導入。各フロアにエアコンを一台設けることでフロアごとの温度調節、風量調節を可能とする。全館空調で一般的に使用されるダクトを設置せず、断熱性能の高い「チャンバースペース」を採用することで結露やカビの発生、劣化も防止。ARIOSにより、敷地条件から日当たり・風通し等を科学的に検証し、1棟ごとに適切に遮熱・採光できるように設計。暖冷房効率を高める。
販売地域は関東・東海・関西・山陽の一部と九州北部。坪単価は坪100万円~。年間300棟を目標に販売活動を進める。