不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/2

ポラスG、千葉・柏で緑地空間のある分譲地が完売

「NOEN KASHIWA SAKASAI-ノエン柏 逆井-」外観。手前に見えるスペースは駐車場
対象となる住戸に地役権を設定することで、住棟間の緑地空間を創出した

 ポラスグループのポラスガーデンヒルズ(株)は、「NOEN KASHIWA SAKASAI-ノエン柏 逆井-」(千葉県柏市、全8棟)を報道陣に公開した。

 東武野田線「逆井」駅徒歩7分の立地。ブルーベリー畑だった土地を取得後、周辺の土地も追加で取得し、分譲地として整備した。土地面積は200.05~230.14平方メートル、建物面積は94.14~100.19平方メートル。間取りは3LDK・4LDK。

 建物内装と外構とを一体的に設計し、緑のある共用空間の創出や景色が楽しめる内装づくり等を行なった。外構においては、計画初期の段階からYKK AP(株)やグリーンクリエイターの小西範揚氏と協業し、導入する門柱・ポスト・宅配ボックス、植樹する樹木等を選定している。

 駐車場を住棟ごとではなく街区全体の接道部側に全世帯分を集約することで、歩車分離を実現。また、対象となる住戸から敷地を供出(地役権を設定)することで、住棟間に共用の緑地空間を整備した。同空間の管理は、住民主体で行なってもらう方針で、2023年7月以降、数回にわたって樹木の管理方法等をレクチャーするワークショップを開催する予定。

 住棟は、天井高2.7mを確保。2.4mのハイサッシ、ウッドデッキのほか、外からの視線に配慮しカーテン不要で景色が楽しめるように配置した窓等も採用することで、緑地空間を家にいながら感じられる仕様とした。

 22年9月から販売を開始し、約半年で完売。そのうち半数が販売開始すぐに契約が決まっている。価格は4,080万~4,480万円。全棟が契約済み。購入者は、30~40歳代のファミリー世帯で、近隣在住者と都内在住者が半々だった。土地の広さや緑の多い街区デザイン等が評価されたという。

 入居開始は23年5月を予定。

外の景色が楽しめるようにハイサッシを採用

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外構

建物の外に設ける工作物。門、塀・垣根、庭木などが該当し、敷地の境界を形づくるとともに、建物の壁面などと一体となって敷地の景観や雰囲気を形成する。なお、「外構」と「エクステリア」とは同じ意味である。

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