不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/11

「熊本城旧城域内」で初の分譲マンション

「ザ サンズ熊本城公園」外観イメージ

 (株)穴吹工務店と西日本鉄道(株)は12日、「ザ サンズ熊本城公園」(熊本市中央区、総戸数168戸)の第1期販売を開始する。

 「熊本城旧城域内」に建設される初の分譲マンション。「熊本城」まで徒歩9分、熊本市電B系統線「蔚山町」停まで徒歩2分に立地。敷地面積3,936.30平方メートル、延床面積1万5,601.84平方メートル、鉄筋コンクリート造地上13階建て。

 熊本市内で初となる「ZEH-M Oriented」仕様を採用。天井部分に高断熱材を採用し、Low-E複層ガラス窓を使用することで、室温の変化を抑える。高効率設備である高断熱浴槽やLED照明を採用することで大幅な省エネ(省エネ基準比20%以上削減)を実現。「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」による第三者認証を取得している。

 共用施設として、キッチンやソファ、テーブルなどを設けた多目的スペース「コモンラウンジ」や、ホテルライクな屋根付きの車寄せなどを備える。顔認証技術によるセキュリティサービス「サーパスエスコートサービス F-ace」を標準採用し、共用入口や宅配ボックス等における非接触でのセキュリティ解除、エレベーターの自動運転等に対応する。

 住戸は2LDK・3LDK、専有面積は60.27~95.81平方メートル、全14タイプを用意。二面採光のリビング・ダイニングや、大開口のセンターオープンサッシなど採用した。1期販売戸数は30戸、価格が2,940万~7,070万円(最多価格帯3,600万円台(5戸))。

 竣工および入居開始は、2025年3月中旬の予定。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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