東京都住宅供給公社(JKK東京)は18日、社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会との包括連携協定を締結した。
JKK住宅では、入居者の高齢化や単身世帯の増加等により、コミュニティ機能が低下。入居者同士や地域とのつながりの希薄化が課題として指摘されている。
そこで、JKK住宅のコミュニティサロン(集会所)を活用し、「ソーシャルインクルージョン活動」(済生会支部東京都済生会が提供する保健・医療・福祉に関する講習や相談会など)を展開することで、さまざまな世帯のコミュニティ形成に貢献していく。
同協定では、(1)済生会支部東京都済生会が提供する保険・医療・福祉に関する講習や相談会、(2)医療情報の提供等、(3)同連携・協力に関する知見やノウハウ等の共有、外部への情報発信等に関することを連携していく。
具体的には、済生会支部東京都済生会の運営病院の医師等による高齢者や子育て支援等に関する講習等を連携して実施。病院近隣エリアの保健・医療・福祉の充実と地域活性化を目指す。
連携事業などの詳細はホームページ参照。