不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/2

富山に北陸エリアの配送拠点/大和物流

物流施設「富山物流センター」外観

 大和物流(株)は1日、物流施設「富山物流センター」(富山県高岡市)の稼働を開始した。

 能越自動車道「高岡」ICから約1.3km、北陸3県(富山・石川・福井県)内のエリア配送拠点に適した場所に位置する。北陸自動車道と東海北陸自動車道の結節点「小矢部砺波」JCTまで約15km圏内と、中京圏や近畿圏への広域輸送にも対応可能。
 敷地面積1万2,052.04平方メートル。鉄骨造地上2階建て、延床面積1万1,802.70平方メートル。建物の2面にトラックバースを設置。高床式(北側)と低床式(南側)のハイブリッドバースで、荷役方法に合わせて使い分けができる。1平方メートル当たりの床荷重は2.0t。貨物用エレベーターは2基、垂直搬送機は1基設置している。

 外皮の高断熱化に加え、LED照明などエネルギー効率の高い設備・機器を採用。一次エネルギーの年間消費量を50%以上削減する見込み。また、同センターの屋上には約200枚・総発電容量約75kWのソーラーパネルを敷設し、発電した電力を施設内で自家消費するなど、省エネ・創エネの施設運営を図る。年間予定発電量は約5万5,500kWh。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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