不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/14

北海道「Fビレッジ」内のシニアレジ、名称決定

「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」外観イメージ

 (株)日本エスコンは14日、「北海道ボールパークFビレッジ」(北海道北広島市、以下、「Fビレッジ」)の一画で開発を進める、メディカルモールを併設したシニアレジデンスについて、名称を「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」(サービス付き高齢者向け住宅278戸、介護居室12戸)に決定、入居手続きを開始した。

 Fビレッジは、北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」を核とするエリア。物件は、JR千歳線「北広島」駅より徒歩25分に立地。A棟・B棟の2棟構成で、A棟が鉄筋コンクリート造地上6階建て、B棟が鉄筋コンクリート造地上7階建て。延床面積は約1万4,500平方メートル。2023年3月に竣工した分譲マンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」に続く、Fビレッジにおける第2弾の開発物件となる。

 専有面積はサ高住が25.92~57.32平方メートル、介護居室が20.33~21.60平方メートル。共用部にはカフェスペース、多目的ホール、カラオケ&ホビールーム、トレーニングルーム等、入居者の健康、交流をサポートする多彩な施設を設ける。月額賃料は12万円~。運営は(株)光ハイツ・ヴェラスが担う。

 また、併設するメディカルモール「Fビレッジ メディカルスクエア」の入居テナントも決定。歯科、小児科、整形外科、内科、形成外科・皮膚科のクリニック5店舗と、調剤薬局1店舗を誘致する。施設内にはスマートロッカーシステムを設置し、365日24時間、薬の受け取りを可能に。薬局には調剤ロボットを導入し、的確かつスピーディに処方薬や一般用医薬品を提供する。運営は(株)ミライシアホールディングが行なう。

 竣工は24年3月、入居開始は同年6月の予定。

この記事の用語

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

規模や設備面で高齢者が生活しやすいバリアフリーな住宅(ハード)に、介護・医療などのサービス(ソフト)が付いた住まいをいう。 ハード・ソフトの基準は以下の通り。

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