不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/6/16

近畿圏の賃貸マンション入居者、20代女性が増加

 長谷工グループの(株)長谷工ライブネットは14日、2022年の近畿圏の賃貸管理マンションの入居者の属性の調査・分析の結果を発表した。

 同社が管理運営する自社賃貸マンションの入居者情報約12万件について、20年からのコロナ禍において入居者の属性や意識にどのような影響・変化があったのかを分析した。

 入居者の年代は、20歳代が2021年以降上昇。20年は45.9%だったものが、21年に52.9%、22年には55.7%となり、コロナ禍でも若年層の動きが活発であったことがうかがえた。入居人数は、単身者の割合が上昇傾向にあることが分かった。性別については、コロナ禍以降女性の割合が上昇しており、20年が34.4%、21年が40.2%、22年が42.7%と継続増加している。本人年収はコロナ禍以降、一般・中堅・高額年収層が低下し、400万円未満の「年収低め層」の増加傾向が見られる。

 前住居形態については、「賃貸マンション」からの住み替えが約半数と最多だが、22年については、実家から転居の割合が大幅に上昇した。

 転居理由については、「転勤」(28.6%)、「就職」(15.0%)、「独立」(12.5%)がトップ3に。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年8月号
人材が不足するこの時代…。
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/7/26

記者の目を公開しました

人身売買被害者からホテル経営者へ(後編)」を更新しました。

インドで生まれ、10代のときに人身売買被害にあったPK氏。いよいよアメリカンドリームを掴むきっかけとなった“ホテル”との出会いを果たします!!
前編をまだご覧になられていない方は、前半からご覧ください。