
ESR(株)は16日、マルチテナント型物流施設「ESR加須ディストリビューションセンター2」(埼玉県加須市)の竣工を発表した。
物件所在地は東北自動車道「加須IC」から約6.2km、圏央道と連結する「久喜白岡JCT」から約13kmと首都圏各地へのアクセスが良好で、かつ東北地方も含めた広域配送拠点として利便性が高い。また東武伊勢崎線「加須」駅まで5.6kmと、入居企業の雇用確保の面でも有利な立地。
敷地面積は4万9,587平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造+鉄骨造地上4階建てで、延床面積は10万5,414平方メートル。メーカー物流の企業をメインターゲットとして想定。商品配送に備えた高い保管効率実現に向けた建物設計を採用。梁下有効高は、1~2階が6.5m、3階が5.5m、4階が6.0~7.4mで、床荷重も1.5t/平方メートル~2.0t/平方メートルを確保した。メーカー物流の需要を見込み、1~2階は最大3t、3~4階は最大2.5かのフォークリフトが利用できる仕様としている。
竣工は5月31日。1~2階については契約済み。現在3~4階の入居企業を募集している。