不動産ニュース / 団体・グループ

2023/6/21

首都圏公取協が総会、おとり広告の件数減

「今年度も不動産広告の適正化に努める」と挨拶した種橋会長

 (公社)首都圏不動産公正取引協議会は20日、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)にて通常総会を開き、2022年度の事業報告を行なったほか、同年度決算を議決・承認。役員の補欠選任も実施した。

 冒頭、挨拶した同協議会会長の種橋牧夫氏は、「会員と緊密に連携し、公正競争規約の公正・中立な運用機関として不動産広告の適正化を推進してきた。今年度も引き続き、不動産広告の適正化をより一層推進していく」などと挨拶した。

 22年度は、9月1日に「不動産の表示に関する公正競争規約」(公取規約)を改正・施行したことから、加盟事業者等からの相談件数が増加。1万279件と前年度を2,319件上回った。また規約違反の疑いで実地検証を行なったのは796件(前年度比105件増)と増えたが、おとり広告の件数は150件(同70件減)だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)

不動産の広告に関する不動産業界の約束事であり、公正取引委員会および消費者庁長官が正式に認定したものを「不動産の表示に関する公正競争規約」という。不動産業界では一般的に「表示規約」または「広告規約」「公取規約」と呼んでいる。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。