東急不動産(株)、(株)ファミリーネット・ジャパンは23日、新築分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」において、インターネット回線の「冗長化」を進めると発表した。
冗長化とは、インターネット回線を複数用意することで、片方の回線で障害が起きても、もう一方の回線に即座に切り替わり、インターネット接続が継続できる仕組みのこと。分譲マンションでこの仕組みを導入するのは全国初となる。
ファミリーネット・ジャパンが複数の回線事業者と契約し、複数回線を用意。これにより、専有部備え付けの住宅設備・家電をコントロールできるIoTアプリや、それらの機器同士をつなぐインターネット回線が遮断されることなく稼働を継続できる。また、在宅勤務や学生のオンライン授業、動画視聴といった場面でも、安定的にインターネットを利用できるようになる。
2024年2月竣工予定の「(仮称)ブランズ川越新富町」(埼玉県川越市)より導入をスタート。以後も、ファミリーネット・ジャパンのインターネット回線を採用する分譲マンションにおいて、標準的に敷設していく。