日本GLP(株)は26日、GLP Capital Partners Limitedによる物流施設に特化したオープンエンド型コア戦略の旗艦ファンドであるJapan Income Fund(以下「JIF」)の資金調達額が約4,530億円(32億米ドル)に達したと発表。これは、国内不動産会社からの大型コミットメントを含む150億円(1億600万米ドル)の新規資金調達を含む。
JIFは、2020年に設立。日本国内の高品質で収益性の高い物流施設に特化した私募ファンドで、運用資産は7,000億円(約50億米ドル)を超えており、日本のオープンエンド型私募物流ファンドでは最大規模。国内外の年金基金、政府系ファンド、保険会社、その他の機関投資家を含む60以上の多様な投資家からの資金を運用している。23年3月31日時点のポートフォリオは22物件、合計総延床面積は200万平方メートル、稼働率は99%。
日本GLP代表取締役社長の帖佐義之氏は「JIFとGLP投資法人の最近の増資の成功は、私たちの日本での投資活動に対する投資家の方々から評価いただいたものと考えている」といったコメントを発表している。