日本電信電話(株)(NTT)は26日、NTTアーバンソリューションズ(株)が手掛ける「名古屋市東区東桜一丁目エリア」がスマートシティ運用モデルに関する国際規格「ISO37106」の「レベル4」(BSI認証)を取得したと発表した。同認証取得は世界2例目。
「ISO37106」は、スマートシティの戦略策定および管理運用のプロセスを評価する国際規格。「ビジョンが明確」「ひと中心」「デジタル活用」「オープンで協調的」なまちづくりであることが評価される。
東桜街区は2022年2月に日本初のレベル3を取得。レベル4の取得にあたっては、成果測定が求められることから、(株)NTTデータ経営研究所が「ひと中心」の持続可能な地域づくりの観点から認証取得をサポート。混雑状況に応じた利用案内などのあるシティビジョン、迅速なトラブル対応、デジタルを活用したさまざまなチャネルから要望やニーズを収集して行なわれる改善活動、AIカメラの監視による安全性の向上などが評価された。