不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/29

伊藤忠PD、物流施設をBRの私募ファンドに売却

「箕面物流センター(仮称)」の外観

 伊藤忠都市開発(株)および伊藤忠商事(株)、山陽電気鉄道(株)(神戸市長田区)の3社は、共同で開発した物流施設「箕面物流センター(仮称)」(大阪府箕面市)を、米国の資産運用大手・BlackRock(BR)のオルタナティブ部門が運用する私募ファンドに譲渡したと発表した。

 同施設は2023年1月末に竣工。敷地面積は2万166.91平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建てのスロープ型物流施設。延床面積は4万2,582.33平方メートル。

 新名神高速道路「箕面とどろみ」IC約1.5kmに位置し、全国配送にも優位性がある。また周囲には大規模なニュータウンもあり、将来的なポテンシャルの高さも今回の譲渡につながった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

私募ファンド

投資家から資金を募って運用する事業のなかで、資金を募る対象者が狭く限定されているものをいう。また「プライベートファンド」ということもある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。