
(株)サンケイビルは3日、マルチテナント型物流施設「SANKEILOGI府中」(東京都府中市)の開発に着手したと発表した。JA三井リース建物(株)との共同事業で、「SANKEILOGI」シリーズの第4弾。
中央自動車道「国立府中」ICから約3.6kmと、都心部近接の立地。JR武蔵野線「北府中」駅からは徒歩10分で従業員確保の面でも優位性が高い。敷地面積約1万6,877平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上4階建て。延床面積は約3万9,617平方メートル。
2階に繋がるスロープを設置。2層での利用を可能とすることで、効率の高いオペレーションを実現する。また、最上階には富士山を望めるテラスを併設したラウンジを設ける。
建物の西側には、府中市の遺跡登録を受けている「横海道北1号塚」を保存。訪問者が見学できるようにする。さらに敷地北側には自主管理公園を設け、地域住民の方々の憩いの場として利用、災害時には備蓄倉庫等を利用可能とすることで防災拠点としての役割も果たす計画。竣工は2024年9月の予定。