不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/4

「麻布台ヒルズ」超高層タワー等が竣工/森ビル

「麻布台ヒルズ」

 森ビル(株)は3日、同社と日本郵便(株)と参加組合員として参画し、虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が推進する「麻布台ヒルズ(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)」のA街区とC街区が、6月30日に竣工したと発表した。

 同事業は、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に隣接。計画区域は約8.1ha。延床面積約86万1,500平方メートル。住宅とオフィス、店舗、ホテルなどを一体的に整備し、4つの街区で構成する。

 A街区(麻布台ヒルズ森タワーJP)は、敷地面積約2万4,100平方メートル。建物は鉄骨造地上64階地下5階建て。敷地面積は約46万1,770平方メートル、高さ約330mの多用途複合の超高層タワーで、外観デザインはPC&P(ペリ・クラーク・アンド・パートナーズ)が担当。総貸室面積約20万4,000平方メートル。基準階面積は約4,600平方メートルの大規模オフィス、ラグジュアリーリゾートを手掛けるアマンとのパートナーシップによる住宅「アマンレジデンス 東京」、高度な専門性を持つ大学病院のスタッフが提供する人間ドッグ「慶應義塾大学予防医療センター(仮称)」、都心最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」の他、多彩な店舗が入居する商業施設を併設する。

 C街区(ガーデンプラザ)は、4つの街区からなり、それぞれの敷地面積は約900~約6,350平方メートル。住宅、店舗、美術館等で構成する。建築デザインはロンドンオリンピックの聖火台等を手掛けたデザイナ‐兼クリエイターのトーマス・ヘザウィック氏。同氏はC街区を含むヒルズ全体の低層部デザインも手掛ける。

 全体開業は2023年秋の予定。

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