（株）東京カンテイは9日、2023年7月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,498万円（前月比0.0％下落）と、横ばいとなった。都道府県別では、先月上昇した東京都が5,409万円（同1.9％下落）と再び下落。神奈川県は4,916万円（同4.0％上昇）と再び上昇に転じた。千葉県は3,777万円（同0.0％下落）と横ばい、埼玉県は3,897万円（同1.8％上昇）と反転上昇した。土地面積や建物面積の縮小も全都県でみられ、首都圏全体では前月比・前年同月比いずれも縮小した。
近畿圏は3,647万円（同1.6％上昇）と、2ヵ月連続の上昇となった。府県別では、大阪府3,864万円（同0.2％上昇）と2ヵ月連続の上昇。兵庫県では3,776万円（同3.5％上昇）、京都府は3,949万円（同5.9％上昇）といずれも反転上昇。対象3府県すべてで価格が上昇した。
中部圏は3,384万円（同変化なし）と横ばいに。愛知県は3,620万円（同0.5％上昇）と反転上昇した。
宮城県は3,486万円（同6.0％上昇）、福岡県も3,467万円（同0.7％上昇）といずれも反転上昇した。
