不動産ニュース / ハウジング

2023/8/14

埼玉・草加で景観協定締結の分譲住宅/中央住宅

分譲住宅「ときの環 草加松原」

 (株)中央住宅はこのほど、分譲住宅「ときの環 草加松原」(埼玉県草加市、全25棟)を開発したと発表。

 同分譲地は、東武スカイツリーライン「獨協大学前」駅から徒歩19分、同「草加」駅からバスで12分、「花栗二丁目」バス停から徒歩6分に位置。土地面積は120.20~207.73平方メートル、建物面積は91.50~103.50平方メートル(一次販売)。

 草加市では初認可となる景観協定を締結。各棟の開発道路に面したスペースには多種多様な木々を植樹し、住民同士で維持管理する「グリーンベルト」を形成する。また街区内には公園のほか協定緑地を配置し、植栽剪定用グッズや防災グッズを備えることで、共用によるコミュニティの情勢やレジリエンスの向上を図る。
 良好なコミュニティ形成支援を目的に、同社がエリアマネジメントサポートを提供。ガーデニング教室等のワークショップやイベントの企画・開催、ガーデニングアドバイザーの派遣等、2年間にわたりコミュニティ形成をサポートすることで、住民自ら管理を行なうための土台づくりを支援する。

 住宅については、全棟で太陽光発電による創エネを実施するほか、蓄熱床暖房システムを始めとする高効率の設備機器を導入することで省エネを実施。さらに「ZEH」基準の断熱性能を標準化することで、全棟での「ZEH」を実現。併せて「認定低炭素住宅」も取得し、標準的な住まい(2025年基準)と比較して、年間光熱費換算で約60%削減する。

 住戸については、開放的なリビングを設けた平屋のほか、小上がりの段差空間を創出した「ステージリビングのある家」や、客間やコツなど多用途に利用できる部屋をリビングに隣接して設けた「テキスタイルルームのある家」を用意している。

 価格(一次販売)は、3,980万~5,580万円。

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分譲

土地や建物を分割して譲渡すること。たとえば、「宅地分譲」は広い土地の一部を宅地として売り渡すこと、「分譲マンション」は一棟の建物及びその敷地を複数に区分して売り渡された住戸(区分所有している建物)である。通常、分割した土地や建物の所有権を売買契約によって移転する方法で行なわれる。

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