3Dプリンター住宅の開発・販売を展開するセレンディクス(株)は21日、ヤマイチ・ユニハイムエステート(株)(大阪市中央区、代表取締役社長:山田 茂氏)と「世界最先端の住宅開発に関する基本合意書」を締結。日本初の3Dプリンター住宅によるまちづくりの実現に向けて業務提携を開始した。
セレンディクスは、2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅を着工から23時間で完成。その後、23年5月に一般販売1号棟を、7月末に2人世帯向けの3Dプリンター住宅を竣工した。ヤマイチ・ユニハイムエステートは1984年に設立し、開発事業を中心に戸建住宅事業や賃貸事業を展開。これまでに分譲マンション170棟・1万7,000戸超の供給実績を持つ。
今後、両社では、セレンディクスの技術的な知見と、ヤマイチ・ユニハイムエステートの土地の潜在価値を生かすための知見を組み合わせ、3Dプリンター住宅が並ぶ次世代型のスマートシティデザインの開発に共同で取り組んでいく。