
イーソーコグループは28日、家具のスペースプランニング事業に進出すると発表した。
新会社(株)アルテスペース(東京都港区、代表取締役:千葉竜哉氏)にグループで56%を出資し、8月中旬より業務を開始。これまで、物件仲介や改修後の家具選定については外部業者に委託してきたが、今後はワンストップで提案できる体制が整う。
同グループは、物流業者が倉庫を活用して収益力を高めるのを後押ししており、これにより倉庫リノベーションにおける内装や家具の提案や、オーナーから一括で借り上げたマスターリース物件の提案力向上に乗り出す。倉庫物件・物流不動産ポータルサイト「イーソーコ.com」では、家具を当てはめてレイアウトをシミュレーションできるVR(仮想現実)を順次導入する。
アルテスペースは、家具メーカーとのネットワークを持つ強みを生かして家具を調達し、販売手数料を得る。電子商取引(EC)販売サイトを立ち上げ、日本各地の工芸品・逸品、SDGsに特化したアイテム、バイヤーセレクション品の販売も行なう。また、インテリアコーディネート、家具・家電・インテリアアクセサリーの卸売りなどによって収益を積み上げる計画。
3年後に売上高2億円を計画している。