三井不動産レジデンシャル(株)とFujisawaSST 協議会(代表幹事:パナソニックグループ)は、「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」(神奈川県藤沢市)内にモデルハウス「Future Co-Creation FINECOURTⅢ」を新設した。9月1日より見学を開始する。
同スマートタウンは、小田急電鉄江ノ島線「本鵠沼」駅徒歩11分に立地しており、総事業面積は19万3,154.81平方メートル。同社は、FujisawaSST 協議会の参画企業として、マスタープラン策定や土地区画整理事業、住宅分譲開発事業に取り組んでいる。
今回開設したモデルハウスは、木造2階建て、建物面積116.09平方メートル、間取り4LDK。同社初となるLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅認定を取得した。印刷型の太陽光電池「ペロブスカイト太陽電池」やV2H蓄電システム、全館空調熱交換気システムなど、多数のテクノロジーや設備を導入。さらに住まいがオフ(休息)としての場所だけではなくオン(就労)の役割を担うようにボーダーレス化していることから、地域社会との接点を創出する「縁側テラス」や、一室でオンとオフの切り替えや多用途な活用ができる「変幻ルーム」など、屋外・社会との接点を生み出すことを意識したプランニングを実施している。