不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/1

「バイオフィリックデザイン」採用したマンション/東急不

「ブランズ伏見桃山」外観イメージ。1・2階にはイオン店舗が開業する予定
マンション共用部のグリーンラウンジ。日比谷花壇監修のバイオフィリックデザインを採用する

 東急不動産(株)は1日、商業一体型分譲マンション「ブランズ伏見桃山」(京都市伏見区、総戸数114戸)を開発を始動し、このほどモデルルームを開設したと発表。

 同物件は、京阪本線「伏見桃山」駅より徒歩4分、近鉄京都線「桃山御陵前」駅より徒歩6分に立地。敷地面積約4,667平方メートル、延床面積約1万5,534平方メートル、鉄骨コンクリート造一部鉄骨造地上7階建て。専有面積は39.18~90.50平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。

 共用部のラウンジ兼集会室(グリーンラウンジ)では、京都府の分譲マンションでは初めて、(株)日比谷花壇監修のバイオフィリックデザインを採用。天然素材や観葉植物を採り入れ、利用者のストレス緩和や集中力の向上等に寄与する。

 環境に配慮した取り組みとして、屋上には太陽光発電設備を設置。発電した電気をマンション共用部へと供給する。併せて蓄電池も導入し、日中発電した電気を夜間の共用部で使用することで、CO2排出の削減に貢献していく。

 1~2階部分にはイオン(株)の店舗がオープンする予定。マンション入居者専用カートの設置や専用買い物バッグの配布を予定しており、入居者はイオン店舗内に専用カートで乗り入れ、レジを通過できるほか、各住戸の玄関までカートを横付けできる。イオン一体型の分譲マンションは京都府では初。

 販売開始は2023年9月上旬の見込み。販売価格は未定。竣工は24年7月上旬、引き渡しは同年9月下旬の予定。

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