プロロジスは7日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」(千葉県八千代市)の起工式を開催した。
国道16号から約2km。大成建設(株)による宅地開発事業地「八千代もえぎ野」に新たに作られた「もえぎ野複合業務地区」内に立地。2022年10月に完成した「プロロジスパーク八千代1」に隣接する。
敷地面積は約4万7,500平方メートル。建物は免震構造の地上6階建て。延床面積は約11万平方メートル。ダブルランプウェイを備え、上り下り専用のランプウェイにより、一方通行のトラック動線を確保。1~5階にトラックが直接着車出来るバースを備え、5・6階は保管効率を重視したメゾネット形式。最大約1万5,000平方メートルのワンフロアオペレーションを可能とする。
BCPの一環として、緊急地震速報システムや衛星電話に加え、停電時でも共用部の電力を72時間程度維持する非常用発電機を導入。屋根面には2MWの太陽光パネルを設置する予定で、環境に配慮した施設を目指す。
24年4月からは「プロロジスパーク八千代1」からの特別高圧電力の供給が開始される予定で、これにより冷凍冷蔵倉庫、大規模なマテリアルハンドリングや自動倉庫の導入、館内全域への空調設備等、大容量の電気を使用する用途へ対応する。
竣工は25年春の予定。