不動産ニュース / 開発・分譲

2023/10/6

西新橋に中規模ハイグレードオフィス

「(仮称)BIZCORE 西新橋計画」外観完成予想CG

 日鉄興和不動産(株)は6日、「(仮称)BIZCORE 西新橋計画」(東京都港区)の着工を発表。中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズの第8弾となる。

 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅徒歩6分、JR線・都営浅草線「新橋」駅徒歩11分に位置。敷地面積840.87平方メートル、延床面積5,565.71平方メートル、鉄骨造地上13階建て。

 1階エントランスホールから貸室に至るまでに多層のセキュリティラインを設け、防犯対策、入居者の情報漏えい対策を強化。非常時にも電力供給が可能な非常用発電機を備えるほか、ビル内に設けた入居者企業専用の災害用備蓄品倉庫には、在館人数の計3日分の水・食料・簡易トイレ等の備品を完備する。

 基準階貸室は、開放的な無柱空間を実現。1階に喫煙室、屋上には屋上庭園と、入居者の快適性を促すリフレッシュスペースも備える。また、入居テナント向けのラウンジ、Web会議ブースなども用意。駐車場の一部には、電気自動車の充電設備の設置を予定するなど、環境面にも配慮する。CASBEEやBELSの環境認証も取得予定。

 竣工は2025年2月を予定している。

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CASBEE

建築物を環境性能で評価し格付けする手法の一つ。CASBEEは、英語のComprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建...

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