不動産ニュース / その他

2023/10/20

三井不動産、JFAとメジャーパートナー契約

 

調印書を手にする三井不動産代表取締役社長の植田氏(左)と、日本サッカー協会会長・田嶋幸三氏(右)

 三井不動産(株)と(公財)日本サッカー協会(以下、「JFA」)は20日、JFAメジャーパートナー契約を締結したと発表した。

 両者は2021年10月、「サッカーの力を活用した街づくり連携および拠点再編に関する基本協定」(以下、「同協定」)を締結。スポーツの力を活用したまちづくりにおける連携やJFAの拠点再編等について取り組みを進めてきた。今回のメジャーパートナー契約により、同社はこれまで以上に強力にJFAをサポートしていく。

 契約期間は23年10月1日から27年3月31日まで。SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、各年代日本代表などのサッカー日本代表チームの強化、および選手育成、指導者・審判養成、グラスルーツなどのJFA事業も含め、JFAの事業をサポートする。また、三井不動産グループの施設などを活用したパブリックビューイングやサッカーイベントの実施などを通じ、サッカー日本代表を応援していく。

 東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)では同日、契約締結を記念して開催されたキックオフセレモニーが開催された。同社代表取締役の植田 俊氏は、「スポーツには、暮らす人々、働く人々、憩う人々の心身を健康にするだけではなく、新しいつながりを生み出し、コミュニケーションを活性化する力もある。われわれが取り組むまちづくりにより提供される場、およびコミュニティの提供を通じ、スポーツのすそ野を広げると共に、トップアスリートを育成するための環境向上をサポートしていきたい」と述べた。

 なお12月23日、三井不動産グループの(株)東京ドームが運営する「東京ドームシティ」(東京都文京区)内に、サッカー文化創造拠点「blue-ing!」を開業する。次世帯型体験型コンテンツや最新のデジタル展示、AI自動生成などが楽しめるエリアのほか、イベントスペースやカフェ・ダイニング、サッカーショップなども併設する予定。

セレモニーには、SAMURAI BLUE監督の森保 一氏(左端)、元日本代表の槇野智章氏も登場した
12月23日にオープンする「blue-ing!」の施設内覧CG

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。