
東京ガス不動産(株)は20日、豪州で2件目となる不動産開発事業「Bloom1」に参画すると発表した。
同プロジェクトは、2月に参画した「BANKSIA」に続き、豪州ディベロッパーCedar Woods Properties Limitedが手掛ける「GLENSIDEプロジェクト」内の分譲マンション開発事業。
アデレードの中心部から約2kmのエリアで行なっている大規模再開発。16.5haの敷地内にマンション12棟、戸建て250戸を建設する予定で、残存するヘリテージ(歴史的建造物)の保全・活用を行なうなど、環境・社会との調和を重視している。
8階建ての共同住宅で、総戸数は59戸。複層ガラスの採用等により、豪州におけるエネルギー効率指標NatHERSで7.6を取得している。太陽光パネル・電気自動車(EV)充電器の設置に加え、各住戸で再生可能エネルギー由来電力の利用も可能。また、プールやラウンジ等の共用施設を充実させることで、居住者のコミュニティ形成を促進する。
竣工は2025年3月の予定。