
中央日本土地建物(株)は20日、米国・カリフォルニア州におけるシニアレジデンス事業に参画すると発表した。
三井物産(株)の米国子会社であるMBK Real Estate LLC(以下、「MRE社」)との合意により、MRE社グループが保有・運営するシニアレジデンスの持分を取得する。同社グループにとって初の、米国におけるシニアレジデンス事業への参画となる。
取得する物件は、敷地面積約2万8,328平方メートル、延床面積約1万5,605平方メートル。2棟構成(IL(自立型)棟、AL(生活支援型)/MC(認知症支援型)棟)で、それぞれ地上2階建て。居室数は207室(IL・102室、AL・82室、MC・23室)。シニア世帯の増加率が高い一方で、今後シニアレジデンスの新規供給の見込みが少なく、安定した需要が見込めるエリアに立地する。
直近3年間でリニューアル工事を実施しており、新しい設備やモダンな内装デザインが取り入れられている。IL・AL・MCの3つのタイプを用意。入居者が必要とする援助や介護の種類・程度に応じたサービスを備えることで、他物件との差別化を図っている。