三井不動産(株)と(公財)日本サッカー協会(以下、「JFA」)は20日、JFAメジャーパートナー契約を締結したと発表した。
両者は2021年10月、「サッカーの力を活用した街づくり連携および拠点再編に関する基本協定」(以下、「同協定」)を締結。スポーツの力を活用したまちづくりにおける連携やJFAの拠点再編等について取り組みを進めてきた。今回のメジャーパートナー契約により、同社はこれまで以上に強力にJFAをサポートしていく。
契約期間は23年10月1日から27年3月31日まで。SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、各年代日本代表などのサッカー日本代表チームの強化、および選手育成、指導者・審判養成、グラスルーツなどのJFA事業も含め、JFAの事業をサポートする。また、三井不動産グループの施設などを活用したパブリックビューイングやサッカーイベントの実施などを通じ、サッカー日本代表を応援していく。
東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)では同日、契約締結を記念して開催されたキックオフセレモニーが開催された。同社代表取締役の植田 俊氏は、「スポーツには、暮らす人々、働く人々、憩う人々の心身を健康にするだけではなく、新しいつながりを生み出し、コミュニケーションを活性化する力もある。われわれが取り組むまちづくりにより提供される場、およびコミュニティの提供を通じ、スポーツのすそ野を広げると共に、トップアスリートを育成するための環境向上をサポートしていきたい」と述べた。
なお12月23日、三井不動産グループの(株)東京ドームが運営する「東京ドームシティ」(東京都文京区)内に、サッカー文化創造拠点「blue-ing!」を開業する。次世帯型体験型コンテンツや最新のデジタル展示、AI自動生成などが楽しめるエリアのほか、イベントスペースやカフェ・ダイニング、サッカーショップなども併設する予定。