(株)LIXILは24日、国産のRV(レクレーショナルビークル)メーカーの(株)KWORKSとコラボレーションし、車でけん引できる空間「mio space(ミオ スペース)」を開発した。2024年夏頃から予約販売を開始する。
LIXILはこれまで、住設メーカーとして不動産に関する製品を展開してきたが、近年のライフスタイルの変化をきっかけに、リフォームや増改築以外の移動型空間の需要に着目。今回の開発に至った。
KWORKSのキャンピングトレーラー製作技術を生かして、日本の道路や住宅敷地事情に配慮した軽量かつコンパクトな設計を採用。また、住設メーカーとしてのLIXILの知見を生かし、必要最低限の設備に抑えながら、シーンに応じて自由に変えられる内装の“可変性”や開放感のある開口部と住宅と調和のとれた“デザイン”を実現している。普段の生活では住宅の一部として使い、アウトドアシーンでは、そのまま趣味の空間として使うなど、多様なライフスタイルに合わせた使い方が可能。
同事業はライセンス契約に基づき、LIXILがデザイン等の企画コンセプトを提案し、KWORKSが開発・製造・販売を行なう形で取り組む。
サイズや重量、価格は未定。販売地地域は全国(一部地域を除く)。