不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/2

大和ハ、英国で初の分譲マンション開発PJ

タワー棟外観イメージ
中高層棟外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は1日、同社が英国で手掛ける初の分譲マンションプロジェクト「Elephant Park Plot H11B Project」(エレファント パーク プロット エイチイレブンビー プロジェクト)の概要を発表した。

 英国現地法人Daiwa House UK Limited(ダイワハウスユーケー)を通じて行なうもので、Lendlease Residential(CG)Limited(レンドリース レジデンシャル)との英国初の共同事業となる。

 レンドリース社が2010年から開発を進めている分譲マンションと賃貸マンションからなる複合開発「Elephant Park Project(エレファント パーク プロジェクト)」として整備されている、一体開発地内に位置。「エレファント&キャッスル」駅から徒歩5分、ロンドン市中心部の「バンク」駅まで地下鉄で約10分(約2km)でアクセスできる。

 鉄筋コンクリート造・2棟(地上25階建てタワー棟・地上11階建て中高層棟)からなる総戸数259戸の分譲マンションを建設。総敷地面積2,273平方メートル、総延床面積2万2,726平方メートル。
 住戸はワンルーム(27戸)、1ベッドルーム(87戸)、2ベッドルーム(141戸)、3ベッドルーム(4戸)、専有面積は36~92平方メートル。共用スペースには、ジムやコワーキングスペース、ラウンジを配置、各棟に屋上ラウンジ・屋上ガーデンも設置。入居者専用のプライベートガーデンも敷地内に整備する。

 「エレファント パーク プロジェクト」には、天然ガスを利用した熱電併給プラントを設置。バイオメタン生成設備も導入し、ネット・ゼロカーボンを実現する。「エレファント パーク プロジェクト」全域のほか、地域周辺の約1,000世帯に再生可能エネルギーを供給。在来種を中心とした1,300本以上の既存樹で約35%の緑化率を確保するなど、生物多様性にも配慮する。

 販売価格は未定。竣工は26年6月の予定。

この記事の用語

コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

続きはR.E.wordsへ

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