(株)ビットキーとパナソニック(株)エレクトリックワークス社は7日、マンションの置き配を促進する新たなサービスを開発した。
ビットキーが提供するスマートロックシステム「homehub」とパナソニック製の集合住宅向けインターフォンを連携させて、オートロックを解錠できる仕組みを提供する。
具体的には、パナソニックの集合住宅向けインターフォン設置物件において、居住者が「homehub」アプリをダウンロードし、宅配事業者の配送予定メールサービスと連携。すると、配送予定メールが届いた際、宅配便の荷物番号を活用したオリジナルの組み合わせ番号(以下、「オリジナル番号」)をビットキーのシステムが生成。そのオリジナル番号を宅配便の配達員がインターホンに入力すると、オートロックが解除され、不在時でも専有部玄関前まで配達可能となる。
これにより、宅配事業者は、アプリの開発やシステムの改修などが必要なく、不在時でもオートロックマンションの専有部玄関前へ配達できる。
11月より新築・既存分譲マンションを中心に提案を進め、2024年3月よりサービスの提供を開始する計画。
発表会でパナソニックエレクトリックワークス社 電材&くらしエネルギー事業部マーケティングセンター課長の吉井祐二氏は「今後は再配達の削減以外にも、いろいろな社会課題の解決を目指していきたい」などと述べた。