不動産ニュース / 仲介・管理

2023/11/15

駅直結・商業併設、新綱島にシニア向け住宅/東急不

「グランクレール綱島」外観。1~3階は商業店舗が入る。「新綱島」駅と直結する
モデルルーム。各種センサーによる見守りが付く。介護が必要になった場合は、グループの介護施設への移り住みができる

 東急不動産(株)および(株)東急イーライフデザインは15日、30日に開業するシニア向け住宅(住宅型有料老人ホーム)「グランクレール綱島」(横浜市港北区、全104室)を報道陣に公開した。「グランクレール」シリーズの22施設目で、東急東横線沿線へは初進出。3月18日に開業した東急新横浜線「新綱島」駅に直結する、首都圏初の駅直結シニア住宅。駅直結、商業店舗一体の利便性を東急東横線沿線を中心としたアクティブシニアに訴求していく。

 同施設は、東急東横線「綱島」駅徒歩2分に立地。東急新横浜線の新駅周辺の再開発地内にあり、東急(株)の分譲マンション「ドレッセタワー新綱島」が隣接。新駅と地下で直結するほか、「ドレッセタワー」下層部の商業施設と2階部分で直結。また、綱島街道を隔てた「綱島」駅東口駅前地区再開発事業が完成(2028年度予定)すると、同地区建物とも2階の横断デッキで結ばれる。

 建物は、鉄筋コンクリート造地上12階地下1階建て。4~12階をオーナーから借り上げ運営する。1~3階は生活利便施設として物販店等が入居する予定。居住者が安心して暮らせるよう、聖マリアンナ医科大学東横病院との医療連携に加え、医療法人おうちの診療所監修によるオンライン診療を導入。通院負担や二次感染リスクを軽減し、健康寿命延伸につなげる。また、居住者が利用するダイニングを朝食・昼食・カフェタイム(概ね7~16時)に限定して、「ドレッセタワー」住民など周辺住民に開放。グランクレールでは初の試みで、家族・友人・地域とのコミュニティを豊かにする。

 居室は、1R~2LDK、専有面積約33~83平方メートル。全室が自立型居室で、入居時自立が前提。24時間有人管理に加え、居室内で12時間以上動きが無かった時や、浴室内で90分以上動きが無かった時は通報される安全モニターセンサーを設置。介護度が上がった場合は、近隣のグランクレールシリーズの介護型居室への転居を斡旋する。

 利用権方式で、月払いの場合賃料23万~83万円、管理費・サービス費が18万円(1人居住の場合)。太陽生命保険(株)の団体年金制度を使い、毎月の資金負担額を抑えるプランも提案していく。20年9月にホームページを開設以降の資料請求数は2,200件超。22年12月に申込受付を開始し、東急沿線を中心に50件超の申し込みを得ている。駅直結の利便性もあり、他のグランクレールより申込者の平均年齢は若いという。申込者の7割が単身女性。

 同日会見した(株)東急イーライフデザイン代表取締役社長の大柴信吾氏は「事業開始20年、21施設・1,900室を開発してきた知見と東急不動産グループの幅広い事業領域を生かし、新しく生まれ変わる綱島のまちでアクティブシニアの皆さんに新たな生活を提供したい」などと語った。

ダイニングは地域住民にも開放。入居者とは別の動線が確保される
健康相談室には看護師が常駐。オンライン診療にも対応する

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