不動産情報サービスのアットホーム（株）は11日、「不動産情報サイト アットホーム」で、不動産事業者と消費者がLINEでやり取りできる「コネクト サービス」の提供を開始した。
アットホーム独自のチャットツールとLINEを紐付けることで、不動産事業者が自社のLINEアカウントを持たない場合でも、LINEを通じて消費者とやり取りできる環境を提供する。
「不動産情報サイト アットホーム」の物件詳細ページに「LINEでお問い合わせ」ボタンを設置。消費者はそこからLINEを用いて不動産事業者に問い合わせることができ、不動産事業者はその内容を専用の管理画面で確認可能。不動産事業者からの返信は、アットホームのLINE公式アカウント経由で消費者に届けられる。
同社の調査では、賃貸住宅を探すユーザーの24.5％はLINEでのやり取りを求めており、トップの電話（29.4％）に続き希望するコミュニケーションツール2位となっている。今後も、LINE以外のチャットツールからの問い合わせにも対応するなど、サービス拡充を図る。
