NTT都市開発リート投資法人（NUD）は15日、2023年10月期決算を公表した。
当期（23年5月1日～10月31日）の営業収益は121億8,100万円（前期比1.3％減）、営業利益は54億9,000万円（同0.8％増）、経常利益は50億4,200万円（同0.7％増）、当期純利益は50億3,900万円（同0.7％増）。1口当たりの分配金は3,239円（同23円増）となった。
当期は04年3月に取得した六番町ビルの信託受益権の一部（オフィスビル、取得価格39億3,000万円）を売却し、14億7,500万円の不動産等売却益を実現。23年10月31日現在、同投資法人が保有する資産は、オフィスビル26物件、レジデンス32物件、優先出資証券1銘柄の計59物件となり、取得価格総額は2,711億7,200万円となった。用途別の投資比率はオフィスビル63.9％、レジデンス28.8％、その他（優先出資証券）7.4％。
また、優先出資証券を除く58物件の稼働率は、23年10月31日末現在でオフィスビルが95.7％、レジデンスが96.5％となり、全体では96.0％となっている。
次期（24年4月期）は、営業収益112億5,100万円、営業利益43億4,900万円、経常利益38億2,300万円、当期純利益38億2,300万円、1口当たり分配金2,680円を見込む。
