不動産ニュース / 開発・分譲

2023/12/21

名鉄、「神宮前」駅前の商業施設の名称決定

「あつた nagAya(あつたながや)」完成予想図

 名古屋鉄道(株)は20日、名鉄「神宮前」駅(名古屋市熱田区)西街区で開発中の商業施設の名称を「あつた nagAya(あつたながや)」に決定したと発表した。

 観光客などをターゲットに、「地域の良さ」を発信する商業施設。敷地面積約7,000平方メートル。木造平屋建て3棟。延床面積約1,100平方メートル。名称は、ひらがな表記とすることで読みやすさと日本らしさを表現した。さらに、名古屋弁の特徴的な語尾である“がや”を末尾に付けることで名古屋らしさも表現している。

 外観は長い屋根と、小さな区画が立ち並ぶ“長屋”のような形状が特徴。にぎわいを創出するため、地域で長く愛されている店や、地域食材を使った食べ歩きができる店、地元の文化を感じられる店など約15区画の店舗と、ワゴンやキッチンカーなどを誘致する。

 日本の伝統的な木造建築の要素を取り入れ、建物には愛知県産のスギ・ヒノキ材を多用。木造施設を支援する愛知県補助事業「2023年度木の香る都市づくり事業」に採択された。

 開業は1期(2棟)が24年9月、2期(1棟)が同年12月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。