不動産ニュース / イベント・セミナー

2024/1/24

不動産女性塾、元消費者庁長官の伊藤明子氏が講演

「出会いを大切に、たくさんのことを学んでいただきたい」と挨拶した北澤塾長
セミナーでは、伊藤氏が自身のキャリアを振り返りながら、仕事や子育てとの向き合い方などについて話した

 不動産業に携わる女性経営者や実務経験者を中心に組織する(一社)不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)代表取締役会長・北澤艶子氏)は23日、明治記念館(東京都港区)でセミナーを開催した。

 冒頭、北澤塾長は「まずは、令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。天災、人災はいつ起こるか分からない。このことをあらためて肝に銘じながら、日々を過ごしていきたいと思います。女性塾も37回目の開催となり、ここでの出会いを大切に、たくさんのことを学んでいただきたい」と挨拶。

 セミナーでは、元消費者庁長官、(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター顧問の伊藤明子氏が、「霞が関の生活から学んだこと~仕事、しごと、仕事?~」をテーマに講演した。
 自身のキャリアを振り返りながら、仕事との向き合い方について言及。「本質を捉えること、多角的に見ること、諦められるまで精一杯がんばること。この3つを念頭に仕事に取り組んできた。“面白そう”“まずはやってみる”という好奇心と、常に“ありがとう”の感謝の気持ちを持つことも大切」と話した。

 また、「仕事を続ける前提で考えると、外部サービスの活用と時間のマネジメント、成長の段階に応じた寄り添いが必要」と、自身の子育て論を紹介。「子育ての出費には終わりがあるので、安定的な環境をつくるために外部サービスを適宜活用すること。仕事とプライベートで気持ちを素早く切り替え、仕事をする際には短期集中型のスタイルで行なうなど、時間をうまくマネジメントすることも有効」と振り返った。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。