不動産ニュース / その他

2024/1/30

不動産特定共同事業の発展に寄与/不特協が新年会

「不動産特定共同事業の適正な運営、普及・推進を図っていく」と挨拶した蓮見会長
本田氏は「今後は“地域”と“用途”の拡大を通じて業界全体の発展につなげていただきたい」と激励した

(一社)不動産特定共同事業者協議会は29日、如水会館(東京都千代田区)で新年会を開催した。

 冒頭、同協議会会長の蓮見正純氏((株)青山財産ネットワークス代表取締役社長)が挨拶。「現在、不動産特定共同事業法を活用した商品が数多く存在している。事業の健全な発展に寄与するため、一定のルールを定め守っていく必要がある。コンプライアンスを遵守しつつ、不動産特定共同事業の適正な運営の確保と普及・推進を図っていく」と話した。

 また、来賓を代表し、国土交通省不動産・建設経済局不動産市場整備課不動産投資市場整備室室長の本田雄治氏は、「不動産特定共同事業法は、制定から今年で30年になる。事業者の数が増え、投資家から預かっている資産総額も増加しており、全国で幅広く案件形成が進みつつある」とし、「今後は大都市だけでなく地方都市まで、また既存ビルだけでなく用途も広げ、“地域”と“用途”の拡大を通じて業界全体の発展につなげていただきたい」と激励した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。