健美家(株)は6日、2023年下半期の政令指定都市の住宅系収益不動産の「高利回りランキング」の結果を発表した。23年7~12月に同社が運営する収益物件サイトに登録された新規物件を集計、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの利回りを調査した。
物件カテゴリごとの利回り上位3都市は、区分マンションは1位北九州市15.89%(平均価格350万円)、2位静岡市15.86%(同862万円)、3位新潟市15.52%(同440万円)。1棟アパートは1位新潟市13.89%(同4,341万円)、2位静岡市10.76%(同5,224万円)、3位岡山市10.23%(同5,648万円)。1棟マンションは1位新潟市12.88%(同1億6,092万円)、2位北九州市10.92%(同1億7,300万円)、3位岡山市9.88%(同1億157万円)。過去2半期は新潟市がいずれも1位だったが、今回は北九州市が区分マンションで1位となった。
政令指定都市20都市のうち、前期に比べて利回りが上昇したのは区分マンションが5都市、1棟アパート6都市、1棟マンション9都市。全種別で利回りが上昇したのは札幌市のみ。低下したのは8都市だった。