不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/2/6

政令指定都市、1棟物件の利回り最高は新潟市

 健美家(株)は6日、2023年下半期の政令指定都市の住宅系収益不動産の「高利回りランキング」の結果を発表した。23年7~12月に同社が運営する収益物件サイトに登録された新規物件を集計、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの利回りを調査した。

 物件カテゴリごとの利回り上位3都市は、区分マンションは1位北九州市15.89%(平均価格350万円)、2位静岡市15.86%(同862万円)、3位新潟市15.52%(同440万円)。1棟アパートは1位新潟市13.89%(同4,341万円)、2位静岡市10.76%(同5,224万円)、3位岡山市10.23%(同5,648万円)。1棟マンションは1位新潟市12.88%(同1億6,092万円)、2位北九州市10.92%(同1億7,300万円)、3位岡山市9.88%(同1億157万円)。過去2半期は新潟市がいずれも1位だったが、今回は北九州市が区分マンションで1位となった。

 政令指定都市20都市のうち、前期に比べて利回りが上昇したのは区分マンションが5都市、1棟アパート6都市、1棟マンション9都市。全種別で利回りが上昇したのは札幌市のみ。低下したのは8都市だった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。