不動産ニュース / その他

2024/2/29

いちご、公園イメージした新オフィスを公開

移転したいちごの新本社オフィス。公園イメージの「ICHIGO PARK」はフリーアドレスで、社員同士の交流や気分転換、柔軟な働き方をサポートする

 いちご(株)は27日、「丸の内パークビルディング」(東京都千代田区)内の新本社オフィスをメディア向けに公開した。

 同社は1月5日、帝国ホテルタワーの一体開発に伴い本社機能を移転。移転に向け、グループ役職員有志50人超によるチーム「FUNADEプロジェクト」を立ち上げ、新オフィスのコンセプトやフロアの構成などを決定した。

 新オフィスは、フロア全体をいちごグループが集まる「ICHIGO TOWN」と想定。「ICHIGO PARK」「HOME」「SHOP」「CONFERENCE ROOM」「CAFE」「ENTRANCE」で構成した。「ICHIGO PARK」は公園をイメージし、木製の家具や芝生を思い起こさせる緑を設置。フリーアドレスで、ファミレスタイプの席や個別ブースも用意することで、社員同士のコミュニケーションや柔軟な働き方を促す設計にした。「HOME」は家をイメージしたグループ各社の執務室。機能性の高い什器を選び、仕事に集中できる空間とした。

 「SHOP」と「CONFERENCE ROOM」はモニターを設置したミーティングルーム。それぞれ少人数、大人数に適した場所に仕上げている。「CAFE」は社内外の打ち合わせに利用が可能。「ENTRANCE」は自然素材を使用することで温かい雰囲気で来客を迎えることができるようにした。

 同社常務執行役コーポレート本部長の𠮷松健行氏は「トップダウンという形ではなく、プロジェクト主体でボトムアップの形で、社員一人ひとりが議論して進んでいった。フリーアドレスやリモートワークなど働き方が自由になると、相互に刺激し合う機会が少なくなってくる。そういったところを(新オフィスで)実現していく」と話した。

「Cafe」は社内外の打ち合わせやプロジェクトの打ち上げに利用が可能

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