(株)旭化成ホームズは28日、既存のヘーベルハウスで屋上防水メンテナンスを実施する物件を対象に、初期費用0円で太陽光発電システムを導入できるサービスの販売を開始した。
顧客が屋上防水リプレイス工事を行なう際、同社が顧客の屋根を無償で借り受け、太陽光発電システムを設置する。耐用年数30年以上の防水シートと、出力保証25年の太陽光発電モジュールを採用することで、導入後長期間の活用を可能とする。
顧客は定額のリース料金を同社に支払うことで、発電した電気を制限なく利用できる。余剰電力は売電して、収入を得ることも可能。契約期間内のメンテナンスは同社が実施し、15年間のリース契約終了後は太陽光発電システムを顧客に無償譲渡する。
リース料金は、太陽光発電システムのみの場合は月額1万1,000円(税別)で、太陽光発電システムに蓄電池を同時購入する場合は月額8,800円(税込み)。3月以降に太陽光発電システム設置を開始。システム設置完了後に実施する系統連携の手続きを経て、5月頃よりリース契約を開始する予定。