不動産ニュース / 政策・制度

2024/3/1

「不動産情報ライブラリ」で情報のワンストップ閲覧が可能に

 国土交通省は4月より、「不動産情報ライブラリ」(以下、「ライブラリ」)の運用を開始する。

 「ライブラリ」とは、オープンデータ等を活用し、不動産取引の際に参考となる情報を重ね合わせて表示するWebGISシステム。利用にあたって特別なソフトは不要で、スマートフォンやタブレットからの閲覧にも対応する予定。

 地価公示、都道府県地価調査、不動産取引価格情報、成約価格情報といった価格情報、学校、小中学校区、市町村役場、医療機関、福祉施設などの周辺施設等情報、洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域等の防災情報、用途地域、防火・準防火地域、立地適正化区域などの都市計画情報といった多様な情報を掲載する。その他将来推計人口(500mメッシュ)なども盛り込む予定。掲載情報はAPIで無償公開する。

 1日午前10時より、「ライブラリ」が閲覧可能になる予定。
 政策統括官付情報活用推進課のXアカウント(@GIS_MLIT)でも最新情報を発信する。  

画面イメージ(開発中のもの)

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。