JR西日本プロパティーズ（株）は15日より、同社初の学生向けレジデンス「プレディアフラット名古屋大学」（名古屋市昭和区、総戸数133戸）の入居を開始する。
名古屋市営地下鉄名城線「名古屋大学」駅徒歩5分。名古屋大学から徒歩1分、南山大学から徒歩5分に立地。敷地面積3,020.00平方メートル。鉄筋コンクリート造地上3階建て、延床面積3,831.20平方メートル。運営は（株）ジェイ・エス・ビー。
「入居者同士のアクティブな交流」をコンセプトに、3つの共用スペースを設置。「ダイニング」は、最大約4mの天井高と大きな開口部を設け、さまざまなタイプの席を用意。「リラックスラウンジ」は、雑誌などを並べたライブラリーを設け、読書や勉強ができる落ち着いた空間とした。屋外での交流の場となる「コートヤード」は、自然共生の取り組みとして、地域の生態系を考慮して植栽を選定。一部のベンチは既存樹を再利用して製作した。また、ベンチ製作過程のパネルを共用部に掲示し、学生が自然環境について考える機会を提供する。
これらの取り組みが評価され、学生向けレジデンスとして初のABINC認証を取得。省エネルギー設備の導入や太陽光パネルの設置により、BELS最高評価の5つ星も取得した。
